次の文で示す状況はどの熱傷深達度に該当するか。 「施灸後に局所の発赤とわずかな痛みがある。」
正解!
不正解 答え 1
1→I度熱傷は、表皮熱傷であり、やけどをした部位に赤みがある状態のやけどである。
2→Ⅱ度熱傷は、水疱ができるやけどで、浅達性の場合、真皮の上層までの損傷であり、1〜2週間程度で治癒し、跡に残りにくい。
3→深達性の場合、真皮の深層までの損傷であり、適切な治療を1ヶ月以上受けても、瘢痕や瘢痕拘縮が残ることが多い。
4→Ⅲ度熱傷では、皮膚全層、皮下組織、筋肉、骨まで熱傷が及んでいる状態で、皮膚移植などが必要になる。表面は蒼白~褐色を呈し、乾燥し徐々に炭化していく。痛みは出ないことが多い。