「なぜか毎回、面接で落ちてしまう…」
──そんな悩みを抱えていませんか?
鍼灸師・鍼灸学生の就活では、技術よりも**「人としてどう見えるか」**が重視される傾向があります。
この記事では、現場責任者が実際に見ているポイントをもとに、「面接で落ちる人の特徴5選」と、その対策法を詳しく解説します。
トンス先生「面接での印象は、準備で変えられる!」
トンス先生が、現場のリアルとともにアドバイスしていきます。
第一印象が暗い・声が小さい。



「“技術よりもまずは印象!” これ、ほんとに大事なんだ。」
面接の最初の10秒で、「この人と働きたいか」が決まることを知っていますか?
笑顔がない、声が小さい、姿勢が悪い──それだけで“自信がなさそう”と判断されてしまいます。
鍼灸院は患者さんとの信頼関係がすべて。
面接官は「この人が初診の患者さんを担当したら安心してもらえるか?」という視点で見ています。
- 入室前に深呼吸して、口角を上げる
- 「よろしくお願いします!」はハキハキと、目を見て伝える
- 鏡やスマホで自分の話し方・表情を録画して練習
印象は「練習」で変わります。自然な笑顔を身につけるだけで、合格率がぐっと上がります。
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質問に対して“自分の言葉”で答えていない



「テンプレ回答ばかりだと、“この人は本音がない”って見抜かれるぞ。」
面接でよくある失敗が、答えがマニュアル的すぎること。
「御社の理念に共感しました」「地域密着に惹かれました」
──悪くはありませんが、どこでも通じる言葉では熱が伝わりません。
面接官は、「なぜそう思ったのか」を具体的に聞きたいのです。
- 「○○が印象的だった」「院見学で□□を感じた」など具体的に話す
- 「自分の経験」と「院の考え方」を結びつける
- どんな鍼灸師になりたいか、自分の言葉で伝える
たとえば、
「学生時代に肩こり治療を担当した際、患者さんから“話を聞いてもらえて楽になった”と言われて。私も“心を軽くする施術者”になりたいと思いました。」
このように具体的なエピソードを添えると、印象は一気に変わります。
自己PRが“資格の説明”になっている



「“何ができるか”じゃなくて、“どんな姿勢でやるか”を見てるんだ。」
鍼灸師の面接でよくあるのが、「国家資格を持っています」「勉強熱心です」といった“説明止まり”の自己PR。
現場責任者が知りたいのは、**「その資格をどう活かすか」**という部分です。
- 「勉強熱心で、授業や実技に真面目に取り組んでいます。」
- 「〇〇の資格持ってます」
- 「治療が好きで、人の役に立ちたいと思っています。」
- 「授業で学んだ内容をノートにまとめ直し、クラスメイトと症例ディスカッションをしています。学んだことを“教える”ことで理解が深まると感じています。」
- 「部活動中の友人のケガをきっかけに、鍼灸の効果を実感しました。痛みを取るだけでなく、“動ける喜び”を取り戻すサポートができることに魅力を感じています。」
- 「資格取得後も技術を磨くために、休日に先輩鍼灸師の施術を見学しています。国家資格を“スタートライン”として、自分の手で信頼される治療家を目指しています。」
つまり、「行動」で語ることが大切。
資格はスタートラインであり、採用側が見ているのは“伸びしろ”です。
また、就職エージェントを通じて面接練習を行えば、自分では気づけない“伝わらない話し方”を修正してもらえます。
短期間で印象を変えたい人には、最も効果的な方法です。
逆質問がない、または“なんとなく”の質問



「“特にありません”って答えるのは、興味がないサインに見えるぞ!」
面接の終盤、「最後に質問はありますか?」と聞かれたときの対応で評価が決まることがあります。
ここで「特にありません」と答えるのはNG。
本気度が伝わらないからです。
逆に、質問内容によっては「この人は意識が高いな」と印象づけることもできます。
- 「新人の方はどのようなサポート体制がありますか?」
- 「患者さんとの関わりで大切にされている点はありますか?」
- 「今後、院として力を入れていきたい分野はありますか?」
質問の目的は、“入社後の自分を想像させる”こと。
就職エージェントでは、こうした逆質問の例を事前に教えてくれるため、面接時に焦ることもありません。
態度や言葉遣いに“素”が出ている



「面接中よりも、待ってるときや退室のときに“人間性”って出るんだよな。」
現場責任者が見ているのは、面接中の受け答えだけではありません。
実は、入室前後や受付での対応、スタッフとの何気ない会話にこそ人柄が表れます。
- 受付で挨拶をしない
- スマホをいじりながら待っている
- 面接後にドアを静かに閉めない
こうした“ちょっとした行動”が採用を左右することも。
現場では、患者さんだけでなくスタッフ同士の関係性も重視されます。
「一緒に働きたいかどうか」を判断するため、面接官は“態度”を常に見ています。
- 受付スタッフにも明るく挨拶
- 「ありがとうございました」と最後まで丁寧に
- 待機中は背筋を伸ばし、静かに待つ



「態度の丁寧さ=信頼の積み重ね」。ここを意識するだけで、印象は劇的に変わります。
面接は「人間力のプレゼン」



「面接は“自分を売り込む場”じゃなく、“自分を理解してもらう場”なんだ。」
落ちる人の多くは、「技術が足りない」と思いがちですが、実際には“伝え方”と“印象”の問題がほとんど。
現場責任者が見ているのは、「この人と一緒に働きたいか」「患者さんに安心感を与えられるか」という部分です。
- 第一印象(表情・声・姿勢)
- 自分の言葉で話す力
- 資格を活かす姿勢
- 本気度を示す質問
- 態度の丁寧さ
この5点を意識することで、結果は必ず変わります。
就職エージェントを活用すれば、実際の面接官の視点をもとにした模擬面接・フィードバックを受けられるため、独学よりも何倍も早く「受かる面接力」が身につきます。
「面接が苦手…」という人こそ、プロの力を借りて“面接の壁”を突破しましょう。
自分の魅力を、しっかり伝えられる鍼灸師になれます。










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