1→仙骨の前面の4条の横線は、5個の仙椎椎体の癒合した境であり、横線は椎骨の部位ではない。
2→仙骨管は、脊柱管の一部であり、4つの前仙骨孔と4つの後仙骨孔を持つ。椎間孔は、脊椎の左右外側にある神経の出口であり、椎間孔が狭くなると、神経が圧迫され、痛みや痺れなどの症状が起きる椎間孔狭窄となる。
3→正中仙骨稜はは、仙骨後面の波状の凹凸を示す正中線にあり、棘突起およびその間にある靱帯の骨化したもの。
4→中間仙骨稜は、正中仙骨稜の間にあり、関節突起とこれに属する靱帯の骨化により生じる。横突起は、腰椎にあり、筋肉を伝達する役割を持つ。