東洋医学臨床論|鍼灸師国家試験問題

第28回国家試験 問題136

「71歳の男性。100mの歩行で左下腿後面に絞扼痛が出現、休息で軽快。仰臥位で両下肢を挙上させ30秒足趾を屈伸させると患側足底部が白くなる。SLRテスト陰性。」本症例で、症状のある筋の支配神経近傍に刺鍼し、低周波鍼通電療法を行う場合、最も適切な経穴はどれか。

第25回国家試験 問題140

次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「58歳の女性。主訴は右手掌の痛み・しびれ。痛みの部位は小指を除く手掌部である。」
問題140 本症例の病態部位への刺鍼で適切なのはどれか。

第24回国家試験 問題137

次の文で示す症例について、問題137、問題138の問いに答えよ。「42歳の男性。腹痛、腹部膨満感、食欲不振、軟便が2か月続いている。近医の診察で機能性胃腸症と言われた。ストレスが多い仕事に就いている。強いストレスがかかると症状が増悪する。舌苔は白膩。脈は弦。」
問題137最も適切な病証はどれか。

第24回国家試験 問題116

変形性膝関節症の患者に対するSOAP方式による経過記録でPに相当するのはどれか。

第27回国家試験 問題127

高齢者の歩行能力に対する鍼治療の効果を評価するのに最も適切なのはどれか。

第22回国家試験 問題139

次の文で示す症例についての問いに答えよ。
「33歳の女性。疲労しやすく、抑うつ状態が続いている。肩こり、食欲不振を伴い、最近では早朝覚醒がみられる。他に時々喉が詰ったような違和感がある。舌は薄白苔、脈は弦脈を呈した。」
本症例でみられやすい腹診所見はどれか。

第23回国家試験 問題132

湿熱式ホットパックの用法について正しいのはどれか。

第23回国家試験 問題116

次の文で示す患者の病証に対し、募穴を用いて治療を行う際、最も適切なのはどれか。「43歳の女性。子育てと仕事の両立で倦怠感と下腿のだるさが常にある。顔色は黄色で艶がなく、下痢をしやすい。舌質は淡、脈は虚。」

第28回国家試験 問題130

次の文で示す症例について、陽性となる可能性が最も高い理学検査はどれか。「45歳の男性。2か月前から左腰下肢に痛みを感じる。前かがみで痛みが増強する。左足底部の知覚鈍麻、アキレス腱反射は減弱。間欠跛行はみられない。」

第21回国家試験 問題131

次の文で示す患者の病態に対し、罹患局所への施術対象となる神経根で最も適切なのはどれか。 「35歳の男性。腰椎椎間板ヘルニアを発症し、腰下肢痛がある。患側では長母指屈筋の筋力低下、足底部に知覚鈍麻がみられる。アキレス腱反射は減弱。」      

第28回国家試験 問題117

頑固な腰痛に対する治療で、腰部に鍼を2本使用して行うのはどれか。

第25回国家試験 問題121

鍼灸治療についてSOAP形式で記録する場合、Aに該当するのはどれか。

第25回国家試験 問題129

次の文で示す高齢者の機能評価はどれか。
「椅子から立ち上がり、3m先の目印を回って、再び椅子に座るまでの歩行時間を測定する。」

第21回国家試験 問題130

野球選手の慢性期の肩インピンジメント症候群に対する局所治療穴で、最も適切なのはどれか。

第23回国家試験 問題130

次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「51歳の女性。主訴は股関節の痛み。痛みのため台所の立ち仕事が長く続けられない。近医にて変形性股関節症と診断された。」
問題 この患者に勧める運動指導で最も適切なのはどれか。

第25回国家試験 問題120

次の文で示す患者の病証に対して原絡配穴法により治療を行う場合、経穴部位として最も適切なのはどれか。
「48歳の男性。主訴は腰痛。痛みで上体を反らすことができない。咽の渇き、陰嚢の疼痛を伴うこともある。」

第26回国家試験 問題121

次の文で示す患者の病証に対する治療方針で最も適切なのはどれか。「35歳の女性。主訴は月経痛。1年前に第4子を出産してから月経後に疲労・倦怠感が強くなり、足腰がだるく、耳鳴りもある。経血は色が淡く、量は少なく稀薄。舌質は淡、脈は沈細。」

第25回国家試験 問題122

C8神経根障害でデルマトームを応用した低周波鍼通電療法を行う場合の経穴の組合せで最も適切なのはどれか。

第24回国家試験 問題133

素問、霊枢、難経の「治未病」に関して誤っているのはどれか。

第21回国家試験 問題132

鵞足を構成する筋の緊張を取るのに最も適切な治療穴はどれか。