東洋医学臨床論|鍼灸師国家試験問題
第28回国家試験 問題116
着痹に対して補瀉を考えて刺鍼する場合の適切な手法はどれか。
第30回国家試験 問題158
次の文で示す症例について、問題 157、問題 158 の問いに答えよ。
「62 歳の女性。主訴は腰痛。立位で腰椎の前弯が強く、骨盤が前傾している。膝関節のアライメントの異常はみられなかった。」
問題 158 伸長し弱化している筋への局所治療穴として最も適切なのはどれか。
第29回国家試験 問題133
L4‒L5間の後外側への椎間板ヘルニアによる下肢の痛みに対する局所治療穴として最も適切なのはどれか。
第21回国家試験 問題135
次の文で示す患者についての問に答えよ。
「50歳の男性。長年、バドミントンを続けているが、最近バックハンド時に肘に痛みを自覚する。局所の熱感・腫脹はないが、筋の過緊張と圧痛がみられる。」
病態の確認を目的として行う理学検査で最も適切なのはどれか。
第21回国家試験 問題129
棘上筋のこりに対して鍼通電療法を行う場合、刺鍼部位の組合せとして最も適切なのはどれか。
第26回国家試験 問題131
末梢神経麻痺と罹患筋への低周波鍼通電療法で用いる経穴との組合せで最も適切なのはどれか。
第23回国家試験 問題121
次の文で示す症例で最も疑うべき障害部位はどれか。「68歳の女性。主訴は左殿部の痛み。ローゼル・ネラトン線を指標とした検査で左側に異常を認めた。ニュートンテスト陰性。」
第24回国家試験 問題132
次の文で示す患者の病証に対し、循経取穴で瀉法を行う経穴はどれか。「36歳の男性。1か月前に右足の内がえし捻挫を起こした。現在、腫脹は取れたが、前距腓靭帯部の熱感と動作時の疼痛が残っている。下腿外側部の自発痛を伴う。ストレスが増すと痛みは強くなり口苦を自覚する。舌質は紅、舌辺の舌苔は剥落。脈は滑。」
第26回国家試験 問題119
次の文で示す患者の病証に対する治療方針で最も適切なのはどれか。「24歳の男性。主訴は頸から上の痒み。以前からアトピー性皮膚炎による痒みがあったが、症状の変化が激しくなってきた。悪化すると滲出性になる。普段から甘いものを好み、過食すると悪化する。舌苔は白膩、脈は滑。」
第28回国家試験 問題128
罹患筋支配の神経近傍への刺鍼を行う場合、症状と治療穴の組合せで最も適切なのはどれか。
第25回国家試験 問題133
次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「24歳の男性。1か月前から右下肢痛を自覚。近医を受診してMRI検査にて椎間板ヘルニアと診断された。SLRテスト陽性。アキレス腱反射減弱。」
問題133 痛みを評価する方法として最も適切なのはどれか。
第29回国家試験 問題153
「72歳の男性。主訴は頻尿。難聴がある。トイレは我慢できるが、夜間に少量の尿失禁があり、前立腺肥大症と診断された。以前から腰が冷えてだるい。舌は淡、脈は弱を認める。」病態として最も適切なのはどれか。
第30回国家試験 問題138
スポーツ障害と罹患筋に対する治療穴の組合せで最も適切なのはどれか。
第26回国家試験 問題122
次の文で示す症例に対して障害部位を走行する経脈の同名経の治療穴で最も適切なのはどれか。「52歳の男性。主訴は膝外側の痛み。最近、趣味である朝のジョギング時に膝外側の痛みを自覚したことから来院。徒手検査でグラスピングサインが陽性であった。」
第24回国家試験 問題122
次の文で示す患者の東洋医学的病態で適切なのはどれか。「65歳の男性。主訴は排尿痛。3年前から自覚するようになった。飲食の不摂生から便がすっきり出ないときに痛みが強くなり、下腹部の不快感を伴う。尿は色が濃くて量が少ない。舌質は紅、舌苔は黄膩。脈は滑数。」
第22回国家試験 問題127
徒手検査所見と罹患部への治療穴との組合せで適切なのはどれか。
第21回国家試験 問題126
肩こりに対する頸肩部の鍼治療を行う場合、脳虚血を起こしやすい体位はどれか。
第22回国家試験 問題137
次の文で示す症例についての問いに答えよ。
「35歳の女性。1年前からめまい発作に苦しんでいる。めまいは、回転性で悪心・嘔吐を伴うこともある。他に難聴、耳鳴り、耳閉感がみられる。グリセロール検査陽性。舌診では胖大舌、白膩苔、脈は滑を呈した。」
本症例の所見として適切なのはどれか。2つ選べ。
(ハリスタ改変)
第27回国家試験 問題123
次の文で示す患者の病証に対し、募穴を用いて施術をする際、最も適切な組合せはどれか。「27歳の女性。精神的ストレスにより便秘と下痢を繰り返している。腹痛は排便により軽減する。痩せ型で腹鳴もみられることがある。」
第30回国家試験 問題146
次の文で示す病証に対する治療方針で最も適切なのはどれか。
「22 歳の女性。主訴は月経痛。経血量は少なく、血塊が混じることがある。小腹部の冷痛と拒按がみられ、足が冷える。舌根に白厚苔、脈は沈遅を認める。」