東洋医学臨床論|鍼灸師国家試験問題

第29回国家試験 問題151

「45歳の女性。主訴は倦怠感。1か月前より強くなった。寒がりで、動作が緩慢である。食欲低下、便秘、月経過多、徐脈を認める。」最もみられる身体所見はどれか。

第28回国家試験 問題126

次の文で示す患者の患側の徒手検査所見で、みられる可能性が最も高いのはどれか。「60歳の男性。2か月前から右頸肩上肢に痛みがある。近医にて頸椎症によるC6神経根障害と言われた。」

第28回国家試験 問題132

高齢者に対する評価法とその目的との組合せで正しいのはどれか。

第24回国家試験 問題124

会陰部の症状緩和を目的に陰部神経への鍼施術を行う場合、刺鍼部位の目安となる体表点で最も適切なのはどれか。

第24回国家試験 問題131

承山への刺鍼が最も有効なスポーツ外傷で陽性となる徒手検査はどれか。

第29回国家試験 問題139

次の文で示す患者の病証に対し、八脈交会穴の配穴に基づき、手関節近傍の経穴に刺鍼した。もう一か所の刺鍼部位として最も適切なのはどれか。「50歳の男性。主訴は上腹部痛。胸やけと悪心もある。」

第22回国家試験 問題127

徒手検査所見と罹患部への治療穴との組合せで適切なのはどれか。

第22回国家試験 問題140

次の文で示す症例についての問いに答えよ。
「33歳の女性。疲労しやすく、抑うつ状態が続いている。肩こり、食欲不振を伴い、最近では早朝覚醒がみられる。他に時々喉が詰ったような違和感がある。舌は薄白苔、脈は弦脈を呈した。」
病証に基づいた治療方針として適切なのはどれか。

第30回国家試験 問題133

末梢性顔面神経麻痺で過誤再生による後遺症はどれか。

第26回国家試験 問題120

季節に応ずる脈状で、8月下旬に鍼灸治療を行う場合、難経十五難に基づいて健康と判断するのはどれか。

第30回国家試験 問題158

次の文で示す症例について、問題 157、問題 158 の問いに答えよ。
「62 歳の女性。主訴は腰痛。立位で腰椎の前弯が強く、骨盤が前傾している。膝関節のアライメントの異常はみられなかった。」
問題 158 伸長し弱化している筋への局所治療穴として最も適切なのはどれか。

第22回国家試験 問題132

次の文で示す患者の頭痛発作時に対する治療方針として最も適切なのはどれか。「27歳の女性。最近、仕事が忙しくなり残業が続いている。時々、拍動性の頭痛が数時間から1日続く。発作には前兆があり羞明を伴う。医療機関を受診したが、器質的病変はみられなかった。」

第25回国家試験 問題117

次の文で示す患者の病証で最も適切なのはどれか。
「82歳の女性。主訴は腰痛。頻尿があり、くしゃみなどで失禁することがある。」

第29回国家試験 問題145

次の文で示す患者の病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。「43歳の男性。主訴は咳嗽。仕事が忙しくなると発作的にせき込む。痰が切れにくく、咽頭部に違和感があり、胸脇部が張る。舌は紅、脈は弦数を認める。」

第24回国家試験 問題118

機能性月経困難症の患者の治療でデルマトームを考慮して選穴する場合、適切でないのはどれか。

第28回国家試験 問題119

次の文で示す患者の病証に対する治療で最も適切な経脈はどれか。「38歳の女性。もともと喘息の持病があったが、最近、反抗期の息子に怒ってばかりでイライラし、症状が頻発し、咳も出るようになった。口が苦く咳をすると胸脇部が痛む。舌質紅、舌は薄黄苔、脈は弦数。」

第27回国家試験 問題120

次の文で示す患者の病証に対する治療穴として、経脈の異常に基づく選穴で最も適切なのはどれか。「60歳の男性。主訴は右上の歯茎の痛み。長期間ストレスが続き、3日前から胸焼けとともに歯茎が腫れて軽く噛み合わせても痛む。脈は右関上が浮滑。」

第24回国家試験 問題125

肩関節周囲炎の内旋制限に対し、拘縮している筋への施術で適切な経穴はどれか。

第23回国家試験 問題124

絞扼性神経障害について罹患神経と筋の組合せで正しいのはどれか。

第22回国家試験 問題138

次の文で示す症例についての問いに答えよ。
「35歳の女性。1年前からめまい発作に苦しんでいる。めまいは、回転性で悪心・嘔吐を伴うこともある。他に難聴、耳鳴り、耳閉感がみられる。グリセロール検査陽性。舌診では胖大舌、白膩苔、脈は滑を呈した。」
病証に基づく治療方針として適切なのはどれか。