東洋医学臨床論|鍼灸師国家試験問題

第24回国家試験 問題129

次の文で示す患者の仙骨部に施灸する場合、最も適切なのはどれか。「5歳の男児。夜間の遺尿が続いている。鍼灸治療は初めて。」

第21回国家試験 問題140

次の文で示す症例に対しての問に答えよ。
「53歳の女性。クッキーを食べたとき唾液の分泌が悪いのに気付いた。最近は涙の分泌も悪く眼球乾燥もある。シルマー試験は陽性で、免疫血清検査の抗Ro/SS-A抗体、抗La/SS-B抗体も陽性であった。」
唾液、涙の分泌改善を目的に支配神経の近傍に刺鍼を行う場合、適切な経穴はどれか。

第28回国家試験 問題120

次の文で示す患者の病証として最も適切なのはどれか。「42歳の女性。主訴は頻尿と排尿時痛。尿は途切れがちで黄色く混濁している。会陰部の違和感や残尿感もみられる。舌質紅、脈は滑数。」

第26回国家試験 問題138

「69歳の男性。主訴は頻尿。一晩に2、3回トイレに行く。泌尿器科で過活動膀胱と診断された。舌診では舌根部の舌苔が厚く、腹診では下腹部の軟弱がみられた。脈診では左尺中の沈が虚であった。」本症例に対して難経六十九難に基づき、一つは肺経の経金穴を配穴した。もう一つの治療穴の部位はどれか。

第24回国家試験 問題117

四診法で得られた所見で予後が最も悪いのはどれか。

第21回国家試験 問題135

次の文で示す患者についての問に答えよ。
「50歳の男性。長年、バドミントンを続けているが、最近バックハンド時に肘に痛みを自覚する。局所の熱感・腫脹はないが、筋の過緊張と圧痛がみられる。」
病態の確認を目的として行う理学検査で最も適切なのはどれか。

第28回国家試験 問題118

次の文で示す症例の治療方針として調整すべき経絡で最も適切なのはどれか。「33歳の女性。主訴は全身の痛み。3年前から全身の疼痛に悩まされ、最近になって線維筋痛症と診断された。食欲がなく、雨天時には特に調子が悪く、起き上がることもできない。」

第23回国家試験 問題115

次の文で示す病証について、八脈交会穴を用いた治療で最も適切なのはどれか。「背中がこわばり、陰の部が緩んで陽の部がひきつる。」

第23回国家試験 問題118

鍼施術が有効な睡眠障害で最も適切なのはどれか。

第26回国家試験 問題125

医療面接で開放的質問に相当するのはどれか。

第28回国家試験 問題139

「18歳の男性。主訴は頭痛。7日前に薄着で体が冷え、その日の夜から悪寒、発熱、頭痛を自覚し、風邪薬を飲んでも完治しない。咳と痰はなく、汗をかきやすい。舌は薄白苔、脈は浮緩。」病証として最も適切なのはどれか。

第27回国家試験 問題137

「63歳の女性。主訴は尿もれ。咳をしたり、重い荷物を持ったりすると尿がもれる。腰背部がだるく、足が冷える。舌は淡で歯痕、脈は沈細。」本症例の尿もれと最も関係するのはどれか。

第30回国家試験 問題146

次の文で示す病証に対する治療方針で最も適切なのはどれか。
「22 歳の女性。主訴は月経痛。経血量は少なく、血塊が混じることがある。小腹部の冷痛と拒按がみられ、足が冷える。舌根に白厚苔、脈は沈遅を認める。」

第29回国家試験 問題157

「54歳の男性。数日前から左耳に痛みがあり、しばらくしてから外耳道に水疱が出現した。同側の表情筋の麻痺と聴力の低下を伴っている。」最も考えられる疾患はどれか。

第22回国家試験 問題139

次の文で示す症例についての問いに答えよ。
「33歳の女性。疲労しやすく、抑うつ状態が続いている。肩こり、食欲不振を伴い、最近では早朝覚醒がみられる。他に時々喉が詰ったような違和感がある。舌は薄白苔、脈は弦脈を呈した。」
本症例でみられやすい腹診所見はどれか。

第27回国家試験 問題125

上腕骨外側上顆炎の患者に対するSOAP方式による記録で、Pに相当するのはどれか。

第21回国家試験 問題121

次の文で示す患者の病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。「63歳の男性。主訴は不眠。就寝しても手足がほてり、胸部の熱が煩わしくて落ち着かず、すぐに目が覚めてしまう。寝汗も多い。舌尖は紅、脈は細数。」

第26回国家試験 問題137

「69歳の男性。主訴は頻尿。一晩に2、3回トイレに行く。泌尿器科で過活動膀胱と診断された。舌診では舌根部の舌苔が厚く、腹診では下腹部の軟弱がみられた。脈診では左尺中の沈が虚であった。」本疾患の排尿に関する症状で最も適切なのはどれか。

第28回国家試験 問題132

高齢者に対する評価法とその目的との組合せで正しいのはどれか。

第21回国家試験 問題127

緊張型頭痛に対する局所治療について、罹患筋と治療穴との組み合わせで正しいのはどれか。