1→推動作用は、気の持つ、体にとって必要な物質(血・津液)を押し動かす作用のこと。推動作用によって、巡りの良い健康な状態を保つことが出来るとされる。成長発育を推し進める、という意味もある。
2→温煦作用は、熱エネルギーのことで、身体を温める、体温を維持するといった人間の身体の熱産生に関わる作用のこと。気が不足すると、身体の冷えが出現するようになるとされる。
3→気化作用とは、精、気、血、津液等の新陳代謝と相互転化の作用のこと。 精は気を化す、気は精を生む、気血相生、精血互生、津血同源などの生理現象を含む。
4→固摂作用とは、カラダの内向きに働いているエネルギーの作用であり、体内にある内臓や液体などが体外に漏れてしまわないように、内に留めておく作用のこと。