1→喘は、呼吸が促迫するが喘鳴を伴わないもの。発作性の喘鳴を伴う呼吸困難のことである哮と共に、哮喘と呼ばれることが多く、体内に潜伏している痰飲、気候の変化、飲食、情志、疲労などの因子により発生しやすいとされる。
2→鼾(いびき)は、肥満、アルコール、薬物、咽頭扁頭部の異常、骨格や年齢などが原因とされている。鍼灸治療によって、食事とアルコールのコントロールや、薬物量を調整することによって咽頭部の筋緊張を保たりすることができる。
3→「列欠」というツボは、四総穴と呼ばれる重要なツボの一つであり、顔のむくみ、頭痛、首の痛み、顔面神経痛、めまい、鼻づまりなどの治療に用いられる。
4→胃の気が虚すと通降ができなくなり胃部が張り、胃気上逆となる。症状としては、悪心、嘔吐、げっぷ、吃逆(しゃっくり)などが見られる。