1→息切れは、労力過度による症状に挙げられる。過度または長期にわたる肉体労働により気血を消耗し、倦怠感や脱力感、息切れ、痩せ、気力低下などの症状が現れる。
2→腎精不足とは先天的な虚弱・大病・慢性病などで腎の精気が不足した病態のこと。腎精が不足すると、身体および生殖器の発育不全などが起こる。血も不足するため、衝脈や任脈となり、子宮などの栄養が不足し、不妊となる。
3→肝腎の衰弱により、血流が停滞し、眼に栄養が充分に行きわたらなくなるために、目のかすみや疲れ、痛みなどの症状が出現する。
4→食欲不振は、安逸過度による症状に挙げられる。長期にわたる運動不足により、気血の流れが停滞し、脾や胃の機能失調が起こる。人体に必要なものの生成と循環ができなくなり、全身の機能が低下し、食欲不振や倦怠感、脱力感、筋力低下、気力低下などの症状が現れる。