六部定位脈診で左手尺中の沈の部が虚している場合、難経六十九難に基づく治療穴の部位はどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→足の第1指、末節骨外側、爪甲角の近位外方1分に位置するのは、大敦である。
2→足内側、第1中足指節関節内側の近位陥凹部、赤白肉際に位置するのは、太白である。
3→膝後内側、半腱様筋腱の外縁、膝窩横紋上に位置するのは、陰谷である。
4→六部定位での左手尺中の沈は腎虚を示す。難経六十九難で腎は水であるため、水経の金穴(復溜)と金経の金穴(経渠)を選ぶ。下腿後内側、アキレス腱の前縁、内果尖の上方2寸に位置するのは、復溜である。