標準体型の男性において直刺で刺鍼した場合、肺を損傷するリスクが最も高いのはどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→肺の募穴は、中府穴で前胸部、第1肋間と同じ高さ、鎖骨下窩の外側、前正中線の外方6寸にあるため肺を損傷するリスクは少ない。
2→任脈の絡穴は、鳩尾穴で胸骨体下端の下方1寸のところにあるため肺を損傷するリスクはない。
3→胃の背部兪穴は、胃兪穴であり第12棘突起下縁、後正中線から外方へ1.5寸のところにあるため肺を損傷するリスクはない。
4→脾の大絡は大包穴であり、側胸部の第6肋骨に位置するため、直刺すると肺を損傷するリスクが最も高い。