1→ドパミンは脳内や中枢神経系で働く神経伝達物質で、ドパミンの不足がパーキンソン病の原因となる。
2→グルタミン酸は主に中枢神経での神経伝達物質として、記憶、学習、認知などに関わる役割を持つ。
3→ロイコトリエンは生理活性物質の一つで、炎症反応において好中球の走化性を活性化し、気管支収縮作用、血管拡張作用、血管透過性の亢進などの役割を持つ。
4→下行性疼痛抑制系にはノルアドレナリン系とセロトニン系がある。ノルアドレナリン系では、橋の青斑核から脊髄後角へ投射し、侵害受容ニューロンを抑制する。 脊髄後角のGABA介在ニューロンは、α1受容体を発現しており、青斑核ニューロンはここを賦活化させて二次侵害受容ニューロンを抑制することで鎮痛効果を発現する。