1→鵞足とは、膝下1.5寸の脛の内側にあり、脛骨粗面の内側に縫工筋、薄筋、半腱様筋の3つが停止する場所に位置する。陰包は、大腿骨内側上顆の上の縫工筋と薄筋の間に位置し、陰陵泉、太衝とともに、鵞足の治療穴として用いられる。
2→ 梁丘は、大腿前外側、外側広筋と大腿直筋腱外縁の間、膝蓋骨底の上方2寸に位置し、胃経の郄穴(特効穴)である。
3→委中は、膝裏に位置し、「腰背は委中に求む」と言われるほど腰部と背部の疼痛時に用いられる。
4→血海は、大腿前内側、内側広筋隆起部、膝蓋骨底内端の上方2寸に位置し、月経不順、月経痛、不正子宮出血、大腿内側部痛、風疹などに用いられる。