次の文で示す症例について、陽性となる可能性が最も高い理学検査はどれか。「45歳の男性。2か月前から左腰下肢に痛みを感じる。前かがみで痛みが増強する。左足底部の知覚鈍麻、アキレス腱反射は減弱。間欠跛行はみられない。」
正解!
不正解 答え 2
1→FNSテストは腰部の神経根を調べる検査で陽性だと大腿前面に放散痛が出現する。
2→ボンネットテストはSLRの増強法でSLRが陽性の場合股関節を内転内旋させる。下肢後面に疼痛が生じれば陽性となる。
3→ゲンスレンテストは仙腸関節の疼痛誘発テストである。
4→アリス徴候は先天性股関節脱臼でみられる。仰臥位で膝を曲げた際に脱臼側の膝が低くなる。