「63歳の女性。主訴は尿もれ。咳をしたり、重い荷物を持ったりすると尿がもれる。腰背部がだるく、足が冷える。舌は淡で歯痕、脈は沈細。」本症例の尿もれと最も関係するのはどれか。
正解!
不正解 答え 1
1→骨盤底筋群は、その名の通り骨盤の底にあり、ハンモックのように骨盤や内臓を支え、尿もれを防ぐ役割を持つ。
2→大殿筋の作用は股関節伸展である。
3→膀胱排尿筋は膀胱壁にある平滑筋で、蓄尿と排尿に作用する。
4→腹直筋は体幹屈曲に加え、腹圧の維持、臓器の位置の固定、腹圧増加、排便に作用する。