1→粗面小胞体は細胞内でのタンパク質の合成の場所として働きます。リボソームが取り付いている表面でタンパク質が合成され、その後小胞に取り込まれてさまざまな部分に運ばれます。不要な物質を分解する役割は持ちません。
2→ミトコンドリアは細胞のエネルギー工場とも呼ばれ、主にATPの生成を担当します。細胞のエネルギー供給を行う役割がありますが、不要な物質を分解する特有の機能はありません。
3→リソソームは不要な物質や老廃物を分解・消化する役割を持つ細胞小器官です。内部にはさまざまな分解酵素を含んでおり、これらの酵素の作用により細胞内の異物や不要な物質を分解します。
4→ゴルジ装置はタンパク質や脂質の修飾やソーティングを行う場所です。また、これらの分子を適切な場所に送り出す役割も持っています。不要な物質を分解する機能は特有に持ちません。
