1→抗原の提示は、主に抗原提示細胞(APC)によって行われます。ヘルパーT細胞は抗原提示細胞から抗原を受け取り、さらに免疫反応を活性化させる役割を持っていますが、直接的な抗原提示の機能は持っていません。
2→細胞性免疫は、感染した細胞やがん細胞を標的として攻撃する免疫応答を指します。この役割は主にヘルパーT細胞の一種であるTh1細胞や細胞傷害性T細胞によって担われています。
3→抗原刺激の記憶は、メモリーT細胞やメモリーB細胞の役割として知られています。これにより、再度同じ抗原に曝露された場合の迅速な免疫応答が可能となります。Th2細胞自体は、直接的にこの記憶の役割を担うわけではありません。
4→Th2細胞は、B細胞を活性化し、抗体の産生を促進する役割を持っています。したがって、Th2細胞は抗体応答の活性化という機能を果たします。