1→起坐位とは、上体をほぼ90°に起こし、テーブルにもたれかかるように座らせた姿勢である。 この姿勢により心臓を高い位置に保ち、肺うっ血の軽減や肺活量の増加を図り呼吸困難等を軽減する。
2→エビ姿勢は胸膝位とも呼ばれ、急性膵炎や胆石症などで強い腹痛が生じた際にみられる、側臥位で膝を抱え込むように前屈した姿勢である。
3→前かがみ姿勢は、パーキンソン病の代表的な運動症状の一つである。
4→マン・ウェルニッケ肢位は、脳血管障害(主に錐体路障害)でみられ、病巣の対側上肢が屈曲位下肢が伸展位を呈する。ウェルニッケマンの肢位とも呼ばれる。