1→バビンスキー反射は下肢の病的反射である。錐体路の障害で起こるが、原子反射でもあるため、生後3~4か月の新生児には見られる。
足裏の外側をさすると、足の親指が甲側へと屈曲すると陽性となる。
2→チャドック反射は、 下肢の病的反射である。バビンスキー反射と同じく錐体路障害で出現する。
外果の下方を後方から前方に触れ、母指が背屈すると陽性となる。
3→トレムナー反射は、上肢の病的反射である。
患者の手を背屈させ、中指を支えながら中指末端の手をはじくと母指が屈曲すると陽性となる。
4→ ゴードン反射とは、下肢の病的反射で、バビンスキー反射の変法の一つである。