消穀善飢を伴う消渇病の食事療法について、最も摂取を控えなければならない味はどれか。
正解!
不正解 答え 3
1→尿道炎や膀胱炎、腎臓病、腎臓結石などは、酸味のものを控えるとよい。
2→苦味には、陰気を補って熱をとる作用がある。 冷え性の人、胃が冷えて少食な人や、下痢、風邪にかかりやすい人は苦味のものは控えると良い。
3→消穀善飢とは、食物が胃熱のために早く腐熟され、食べた後すぐに空腹感を覚える状態であり、胃の実熱証の徴候である。甘いものや油っこいものなどの過食や飲酒過多などが原因である。
4→辛味のものは、陽気を巡らし、温めて発散する作用があるが、摂りすぎると温まりすぎて筋や脈が緩み、興奮状態になる。辛味の多量摂取では、潤いがなくなり、筋が引きつり爪も枯れると言われている。