次の文で示す患者の患側に対する低周波鍼通電療法の刺鍼部位で最も適切なのはどれか。 「48歳の女性。右側の立脚相で明らかな左骨盤の沈下を認める。」
正解!
不正解 答え 4
1→肓門は広背筋、脊柱起立筋、腰眼は腸腰筋や腰方形筋に効果がある。
2→次髎は脊柱起立筋、膀胱兪は膀胱の疾患に効果がある。
3→維道は外腹斜筋、内腹斜筋、足五里は恥骨筋、長内転筋に効果がある。
4→立脚相とは、片足立ちのこと。右の片足立ちの状態で、左の骨盤が沈下する場合、右中殿筋の機能不全(麻痺)が疑われる。中殿筋にアプローチするために最も適しているのは居髎と環跳への鍼通電である。