右腓腹筋の緊張が亢進しているとき、右承山に刺鍼したところ筋緊張が軽減した。関与したと考えられるのはどれか。
正解!
不正解 答え 3
1→相反抑制とは、弛緩を引き起こす神経反射であり、原動筋(主導筋)を収縮させたとき、相反抑制により拮抗筋が弛緩する。ある関節を曲げるとき、曲げる筋肉に力が入り、伸ばす筋肉の力は抜ける。 逆に、ある関節を伸ばすとき、伸ばす筋肉に力が入り、曲げる筋肉の力は抜ける。
2→屈曲反射とは、四肢の皮膚を傷害を起すほど強く刺激したとき、その部位の屈筋が収縮する反射のこと。
3→自原抑制は、腱器官の反射であり、過剰な張力によって、筋や腱が破断するのを防ぐ。
4→伸張反射とは、脊髄反射の一つで、骨格筋が受動的に引き伸ばされると、その筋が収縮する現象。