1→国勢調査は、日本に住んでいるすべての人と世帯が対象の統計調査である。5年ごとに行われ、男女、出生の年月、国籍、現住所の居住期間、就業状態や世帯の種類、世帯人数、住居の種類などを調べる。
人口動態統計は、出生・死亡など人口がどう変化しているかをしらべたものである。
2→死亡診断書は死因統計を作成する資料として用いられる。
死因統計によると、令和2年令和2年(2020) の死因別の死亡数は以下のとおりである。
1位 悪性新生物
2位 心疾患(高血圧性を除く)
3位 老衰
4位 脳血管疾患
3→乳児死亡率は、満1歳になるまでに亡くなった児の数を表したものである。
生後4週未満で亡くなった児の数から算出されるのは新生児死亡率である。
4→死因統計はICDに従って分類される。ICDは、疾病及び関連保健問題の国際統計分類のことであり、異なる国・地域・時点から集められたデータを分類するものである。
ICFは、世界生活機能分類のことで、2001年にWHOより提唱された。ICFは、人の健康状態や生活の状況、どのような因子が関係しているのかなどを分類することで一部でなくその人全体をみていくのに役立てられる。