1→「3」の解説を参照
特定の受容構造を持つのは触圧覚受容器であり、マイスネル小体やパチニ小体、ルフィニ終末、メルケル盤がそれにあたる。
2→「3」の解説を参照
3→痛覚は、①表在性痛覚、②深部痛覚に分けられる。
①表在性痛覚(皮膚の痛み)には、機械的な侵害刺激のみ反応する「広域値機械受容器」と機械的、温度、化学的刺激に反応する「ポリモーダル侵害受容器」がある。それぞれ自由神経終末である。
広域値侵害受容器は、Aδ線維によって早い痛みを伝達する。
ポリモーダル侵害受容器は、C線維によって遅い痛みを伝達する。
②深部痛覚は、皮下組織、骨格筋、腱、骨膜、関節などから発生する痛みを指す。受容器は自由神経終末で、C線維によって伝えられる。
4→ヒスタミンは、内因性発痛物質である。他に、ブラジキニン、セロトニンなどがある。