1→アルコール(エタノール)は手指の消毒に用いる。エタノールは毒性がほとんどない。消毒用エタノール同様に医療機関でよく使用されるイソプロパノール((別名イソプロピルアルコール:IPA))は、エタノールよりは安価(酒税がかからない)というメリットがある半面、毒性や脱脂力が強く吸入毒性があるというデメリットがある。
2→塩素系消毒剤は、ノロウイルスやインフルエンザなどの結核菌以外に有効である。吐瀉した場所を拭き取る用途で使用し、手指の消毒には持ちない。
3→ピグアナイド系消毒剤は手指の消毒に用いる。
4→ヨウ素系消毒剤は、塩素系消毒剤よりも強力で手指や手術野の消毒に使用する。