「45歳の女性。2か月前から易疲労感、動悸、息切れ、体重減少が出現した。血液検査では、血中ヘモグロビンと平均赤血球容積は低値であった。」症状発現の基礎疾患となるのはどれか。
正解!
不正解 答え 2
1→心臓弁膜症では、「易疲労感」「動悸、息切れ」が見られるが、「血中ヘモグロビンと平均赤血球容積は低値」は見られない。
2→子宮筋腫では、不正出血、出血過多による貧血症状が現れる。主訴である、「易疲労感」「動悸、息切れ」「体重減少」「血中ヘモグロビンと平均赤血球容積は低値」ということから、基礎疾患は子宮筋腫であることがわかる。
3→甲状腺機能亢進症では、「易疲労感」「動悸、息切れ」「体重減少」が見られるが、「血中ヘモグロビンと平均赤血球容積は低値」は見られない。
4→気管支喘息では、「呼吸困難を伴う咳」が特徴であり、「血中ヘモグロビンと平均赤血球容積は低値」「体重減少」などは見られない。