1→閉塞性無呼吸症候群は、睡眠中に無呼吸状態があり日中の注意力散漫や眠気などをきたす症候群で、上気道筋肉の弛緩などが原因と考えられており、鍼施術治療の対象ではない。
2→レム睡眠行動障害は、レム睡眠時に通常みられる骨格筋弛緩が障害されるために、夢でみたことを実際の行動に移してしまう病態。中枢神経系の障害が原因と考えられており、鍼施術治療の対象ではない。
3→交替勤務性睡眠障害は、交代勤務従事者の不規則な睡眠リズムに起因する、不眠と過眠を主訴とする睡眠障害であり、鍼施術治療の対象ではない。
4→不眠症の主な原因である自律神経の乱れを鍼灸で改善することができる。