1→ティネル徴候は末梢神経幹の損傷部位を叩打するとその部位の皮膚領域に刺激が放散する現象であり総腓骨神経麻痺などの末梢神経障害で陽性となる。
2→ペインフルアークは肩関節を他動的に外転すると70度から120度の範囲で疼痛が出現するがその範囲外では痛みが出現せず腱板損傷でみられる。
3→トランデレンブルグ徴候では患側下肢で片脚起立させると健側の骨盤が下降する状態をいい先天性股関節脱臼や中殿筋麻痺がみられる。
4→アリス徴候は仰臥位で膝関節を屈曲させて膝を立たせると片方の膝の高さが低くなる状態になり先天性股関節脱臼でみられる。