次の文で示す症例について問いに答えよ。「35歳の女性。4年前からレイノー現象が出現し、最近では朝のこわばり、皮膚の硬化もみられるようになった。抗Scl-70抗体陽性。」 本疾患でみられる所見はどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→ボタン穴変形はリウマチで生じPIP屈曲、DIP過伸展が生じる変形である。
2→鷲手は尺骨神経麻痺によるものである。
3→べバーデン結節は指のDIP関節の変形性関節症である。
4→抗Scl-70抗体陽性から強皮症が疑われ、レイノー現象、皮膚硬化(ソーセージ状変形)、皮膚石灰化などがみられる。