次の文で示す異常歩行に対して筋萎縮の予防を目的に低周波鍼通電療法を行う場合、治療穴の組合せとして適切なのはどれか。「つま先が上がりにくく、膝を高く上げた後、つま先から接地するように歩く。」
正解!
不正解 答え 4
1→伏兎 ── 陰市は、大腿神経の支配神経領域であることから、尖足には関係しない。
2→委中 ── 承山は、脛骨神経の支配神経領域であることから、尖足には関係しない。
3→地機 ── 三陰交は、脛骨神経の支配神経領域であることから、尖足には関係しない。
4→「つま先が上がりにくく、膝を高く上げた後、つま先から接地するように歩く。」という歩行障害から、深腓骨神経の尖足が考えられる。同じ神経支配領域にある足陽明胃経の経穴の組み合わせ、足三里 ── 下巨虚が最も治療に適している。