肺の病証でみられるのはどれか。
正解!
不正解 答え 1
1→肺は、液を体に散布する役割や皮膚の調節作用、外邪からの防御作用などを担っており、水分代謝、汗腺機能、免疫機能を持つ。「暑くなくても汗が出る」症状は、肺の汗腺機能が損なわれた病症と考えられる。
2→臓腑の下垂は、脾気の不足が考えられる。脾気の不足によって、昇性が失われ、胃下垂、脱肛、子宮脱その他の内臓下垂が生じる。
3→腹痛のない下痢は、脾陽不振や食積などによるものと考えられる。
4→よくため息が出るのは、肝気鬱結(精神的ストレス)の症状である。