次の文で示す患者の病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。「63歳の男性。主訴は不眠。就寝しても手足がほてり、胸部の熱が煩わしくて落ち着かず、すぐに目が覚めてしまう。寝汗も多い。舌尖は紅、脈は細数。」
正解!
不正解 答え 3
1→肝の症候は乏しい。
2→冷えなどの陽虚の症候がない。
3→不眠、手足のほてり、胸部の煩熱、煩躁、寝汗、紅舌、脈細数は、心陽の亢進による症候であり、心熱あるいは心陰虚が疑われる。
4→胃熱の症候がない。