第21回鍼灸師国家試験 問題150

1→ヒスタミンは、主に刺激に応じて放出され、アレルギー反応に関与する。

2→アンジオテンシンは強力な末梢血管収縮作用をもち血圧調整の役割を持つ。また、副腎皮質でつくられるアルドステロンの分泌を促す。

3→鍼通電刺激は、脳内の内因性オピオイド受容体に作用し、下垂体から分泌されるオピオイドペプチドの放出を増加させ、オピオイド神経系に関与し、内因性痛覚抑制機構として働いている。

4→プロスタグランジンは、子宮頚管熟化作用や生理的な子宮収縮作用があり、妊娠末期の陣痛誘発や陣痛を促進する役割を持つ。