第29回鍼灸師国家試験 問題25

1→胃液分泌を促進する要因は、食物による口腔粘膜の刺激と胃の幽門部への機械刺激、副交感神経の活動亢進がある。

2→セクレチンは、十二指腸の内容物が酸性に傾くことで分泌され、胃液分泌を抑制し、重炭酸イオンを含む膵液の分泌を促進する。

3→交感神経の活動が増加すると、唾液が粘性になり消化を抑制する。副交感神経の活動が増加することで胃液分泌が増す。

4→酸により十二指腸粘膜が刺激されると、胃液分泌が抑制さするセクレチン分泌が増し、膵液が亢進する。