「26歳の男性。主訴は腹痛と下痢。IT企業でストレスの多い仕事に従事している。1日数回排便する。器質的な病変はない。」本症例の病証として最も適切なのはどれか。
正解!
不正解 答え 3
1→ストレスによる軟便、下痢などの症状とは脾気虚は適切ではない。
2→脾腎陽虚は脾陽と腎陽が互いに温煦ができなくなり下痢などの症状を引き起こすがストレスに起因はないので適切ではない。
3→肝の疎泄と脾の運化は互いに助け合う協調作用があり症例から脾気虚から肝脾不和になったものと考えられる。
4→腎気虚は固摂作用の低下で頻尿などがみられる。