1→人工呼吸器からの離脱は、横隔膜機能(C4レベル)が残存し、自力呼吸が可能なC5完全麻痺の脊髄損傷者の目標となる。
2→BFOによる食事動作の自立(C3~C4レベル残存)は、C4~C5完全麻痺の脊髄損傷者の目標となる。
3→車椅子駆動の自立には、座位でのプッシュアップ、トランスファーボードを用いた車椅子への移乗、ノブ付きリム車椅子の駆動が必要となるため、C7完全麻痺の脊髄損傷者の目標となる。
4→T6レベル残存で長下肢装具とロフストランド杖での大振り歩行、T12レベル残存で長下肢装具とロフストランド杖での実用歩行が可能となるため、歩行の獲得は、T7以下完全麻痺の脊髄損傷者の目標となる。