1→血管抵抗とは末梢血管に血液が流れ込むときに受ける抵抗の事である。動脈は心臓から送り出された血液を体の隅々まで流す働きがあり静脈は動脈によって臓器に送り込まれた血液を心臓に戻す働きがある。
2→静脈は動脈に比べ中膜が多く弾性繊維も少なく柔らかく伸展しやすく血液を貯留しやすいため容量血管となっている。
3→静脈弁は血液の逆流を防ぐ弁である。特に下肢では心臓に向かう血液は重力に逆らう事になるため静脈弁の働きが重要になる。
4→静脈還流量とは心臓から出た血液が動脈を通って体中に行き渡った後に心臓に戻る事で歩行で増加する。