1→副腎髄質ホルモンの過剰分泌・産生により、動悸・振戦・四肢冷感・不安感などの交感神経刺激症状がみられる。
常に興奮状態のため、不眠に陥ることがある。
2→クッシング症候群とは反対の、副腎皮質から分泌されるアンドロゲンの分泌が低下した状態。
疲労感や気力減退がみられ、常に眠い状態が続き不眠には陥りにくい。
3→副腎皮質から分泌されるコルチゾール・アンドロゲンが過剰に分泌される。
コルチゾールの過剰分泌により、高血圧や脂質異常などの糖尿病と同じ症状が現れることが特徴である。
また、中枢神経の興奮性促進により抑うつや不安、不眠が見られる疾患でもある。
4→バセドウ病は、甲状腺機能亢進症をきたす自己免疫性の疾患である。
頻脈や手指振戦、精神的高揚などが症状として現れ、興奮状態のため不眠に陥りやすい。