肩甲骨の下方回旋筋拘縮による肩の外転障害がみられる場合、局所施術部位として最も適切なのはどれか。
正解!
不正解 答え 3
1→肩井は第7頚椎棘突起と肩峰外縁を結ぶ線上の中点で僧帽筋上部にある。
2→肩外兪は第 1胸椎棘突起下縁と同じ高さで後正中線上の外方3寸で僧帽筋中部にある。
3→肩関節の外転には棘上筋と三角筋中部が働くが本症例では肩甲骨の下方回旋筋拘縮によるものなので、僧帽筋下部が治療対象となる。膏盲は僧帽筋下部に位置し第4胸椎棘突起下縁と同じ高さ後正中線の外方3寸にある。
4→扶突は甲状軟骨上縁と同じ高さで胸鎖乳突筋の前縁と後縁の間にある。