1→強迫性障害は、自分でも些細なことだと理解していても、そのことが頭から離れず、何度も確認行動を繰り返す精神疾患である。
たとえば、不潔に感じて過剰に手を洗うことや、戸締りや火の元の確認をしきりに行うなどがあげられる。
2→心気症は、少しの体調の変化で、「何かしらの病気にかかっているのではないか」と思い込む精神疾患である。実際に検査をしても異常がないのにも関わらず強い不安が生じる。
3→不安神経症は、全般性不安障害とも呼ばれ、根拠がない不安や心配を感じ続ける精神疾患で、たとえば、病気になるかも、交通事故に巻き込まれるかも、などを過剰に不安に感じ心配する。
4→抑うつ神経症は、不安や恐怖などの神経質症状に伴って、軽いうつ状態が続く精神疾患。
うつ病との違いは、2年以上の慢性的な軽うつ状態であるかどうかで判断する。