1→破傷風菌は、傷口を介して感染し、強力な神経毒素を産生して中枢神経を侵す。野外で起こるため、院内感染とは関係がない。
2→MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)は、病院内にいる抵抗力のない患者に感染することが多く、手術直後の患者や、抗がん剤使用患者、免疫不全患者、などに多い。
3→肺炎球菌は、主に小児の鼻や喉に存在し、咳やくしゃみによって周囲に感染していくが、免疫力の低下している高齢者に感染することが多い。院内感染とは関係がない。
4→ボツリヌス菌は、土壌や海・湖・川などの泥砂中に生息する菌であり、院内感染は関係がない。