1→褐色細胞腫―――血中カテコールアミン高値
褐色細胞腫は、カテコラミンの産生能を持つ腫瘍のため、血中のカテコールアミンは上昇する。
2→アジソン病―――血中ACTH高値
アジソン病は、慢性副腎皮質ホルモンが欠如するために血中ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)が分泌促進され高値となる。
3→原発性アルドステロン症は、アルドステロンが過剰に分泌出される。レニン-アンギオテンシン系が作動するとアルドステロンが分泌されるため、アルドステロン値が高いと、負のフィードバックにより血漿レニン活性は低値となる。
4→原発性甲状腺機能低下症―――血中TSH低値
原発性甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌は低下する。甲状腺ホルモン値が低下すると、負のフィードバックにより甲状腺刺激ホルモン(TSH)は高くなる。