第25回鍼灸師国家試験 問題126

1→列欠は、橈骨神経支配の長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間上にある。

2→症例は母指の内転運動障害がみられ、フローマン徴候が陽性であることから尺骨神経麻痺があると考えられる。手根管症候群で陽性となるファレンテストは陰性なので、手根管症候群は除外される。 尺骨神経への治療穴として最も適切なのはという問いに対し、尺骨神経支配の尺側手根屈筋腱上にある霊道を選ぶのが適切である。

3→大陵は、正中神経支配の長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間上にある。

4→陽池は、橈骨神経支配の総指伸筋腱上にある。