第29回鍼灸師国家試験 問題87

1→体前屈で腰痛が増強するのは、筋膜性腰椎症である。

2→主訴である、「14歳の男子」「サッカー部に入部してから3か月が経過」「腰部を反らすと腰に痛みが出る」ということから、腰椎分離症が考えられる。腰椎分離症は、中学生頃に、スポーツなどでジャンプや腰の回旋を繰り返し行うことで、腰椎の後方部分に亀裂が入り不調が現れる。 繰り返し腰を反らしたり、回旋したりすることで痛みが増強する。

3→SLRテストが陽性となるのは、坐骨神経痛があり、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアである。

4→FNSテストが陽性となるのは、椎間板ヘルニアである。