次の文で示す患者の病証に対して原絡配穴法により治療を行う場合、経穴部位として最も適切なのはどれか。 「48歳の男性。主訴は腰痛。痛みで上体を反らすことができない。咽の渇き、陰嚢の疼痛を伴うこともある。」
正解!
不正解 答え 2
1→これは、蠡溝の取穴である。肝経の絡穴であり、胆経の経脈病証に用いられる。
2→これは光明の取穴である。胆経の絡穴であり、肝経の経脈病証に用いられる。 症例は、腰痛と体を反らすことができない、咽の渇き、陰嚢の疼痛という症状から足厥陰肝経の経脈病証と考えられる。原絡配穴法で治療を行う際は、主となる経脈の原穴と表裏関係にある経脈の絡穴を使うので、太衝と光明を選穴する。
3→これは、太溪の取穴である。腎経の原穴であり、腎経の経脈病証に用いられる。
4→これは、京骨の取穴である。膀胱経の原穴であり、膀胱経の経脈病証に用いられる。