1→膀胱直腸障害は、腰椎椎間板ヘルニアや脊髄損傷で発生することがある神経症状の一つである。
2→褥瘡は、体の一部分が長時間圧迫され血流が悪くなり、組織が損傷される状態のこと。
脳血管障害や脊髄疾患等による運動障害のある人に起こりやすいとされる。
3→筋萎縮性側索硬化症では、脊髄側索の変性により、痙性麻痺を呈する。
他にも、脊髄前角細胞の変性により、弛緩性麻痺・筋委縮・筋力低下が、延髄運動神経核の変性により、嚥下障害・構音障害・舌委縮を呈する。
4→眼球運動障害は、主に目を動かす外眼筋が圧迫されたり、傷つくことによって物が二重に見える複視が発生する。
原因は、脳内の腫瘍によって圧迫されることや動脈瘤によって圧迫されること、外傷によるものなどが上げられる。