1→腹壁反射は、腹壁を刺激すると腹壁筋が収縮する反射である。反射の中枢は脊髄である。
2→咬筋反射は、下顎を下に向けて叩くと口が閉じるという反射である。脳幹反射のひとつであり、第5脳神経の三叉神経第3枝の下顎神経が遠心路である。
3→屈曲反射は、足に温痛覚刺激が入ると同側の足を引っ込める動作をする脊髄反射の一つである。屈曲反射の求心路はⅡ〜Ⅳ群線維である。
Ⅰa群線維を求心路とするのは、伸張反射である。
4→アキレス腱反射は、単シナプス反射である。
単シナプス反射はシナプス接続1回、伸張反射がこれにあたる。
多シナプス反射はシナプス接続2回以上、屈曲反射やゴルジ腱器官反射がこれにあたる。