1→下腹神経活動が亢進するとすると膀胱壁の平滑筋は弛緩し、蓄尿の働きをする。
2→排尿時、外尿道括約筋は弛緩する。外尿道括約筋が収縮するのは、蓄尿反射である。
3→排尿時、膀胱壁の平滑筋は収縮する。膀胱壁の平滑筋が弛緩するのは、畜尿反射である。
4→膀胱内の尿が400mLを超えると膀胱内圧が急激に上昇し、膀胱壁にある伸展受容器が刺激される。この刺激が脳幹の排尿中枢および大脳皮質に伝わり、尿意が生じる。尿意が生じると膀胱の排尿筋(平滑筋)を収縮させるとともに、不随意筋の内尿道括約筋を弛緩させる。さらに、陰部神経活動の低下により外尿道括約筋が弛緩し、腹圧をかけることによって排尿に至る。