1→プロラクチンは脳下垂体前葉から分泌され、乳腺に作用し、乳汁の産生・分泌を促進する。
2→成長ホルモンは下垂体から分泌され、骨や筋の成長促進、血糖上昇、代謝や脂肪分解の促進作用を持つ。なお、血糖値を低下させるホルモンにはインスリンがある。
3→甲状腺ホルモンは甲状腺から分泌され、新陳代謝や細胞の成長を促す。甲状腺ホルモンの増加により基礎代謝量が増大し、心拍数の増加、体温の上昇、発汗の増加などがみられるようになる。この状態がバセドウ病(甲状腺機能亢進症)である。
4→糖質コルチコイドは副腎皮質から分泌され、抗炎症・抗アレルギー作用、糖新生の促進、タンパク質や脂質の分解促進、カテコールアミンの作用発現などに働く。