血漿膠質浸透圧低下による浮腫がみられるのはどれか。
正解!
不正解 答え 2
1→うっ血性心不全では心機能低下によるうっ血で静脈圧が亢進し、組織間質への水分漏出による浮腫がみられる。
2→肝硬変では肝障害によりアルブミン、血清総蛋白が減少するため膠質浸透圧が低下し浮腫や腹水貯留がみられる。
3→癌性胸膜炎は胸膜への癌の浸潤により、胸膜の透過性亢進や胸膜リンパ管の閉塞が起こり胸水の貯留がみられる。
4→フィラリア症はリンパ管に寄生する虫体による炎症が慢性化するとリンパ液のうっ滞によって四肢にリンパ性浮腫がみられる。