第30回鍼灸師国家試験 問題132

1→小海は肘頭と上腕骨内側上顆の間の陥凹部に取る。

2→手五里は曲池と肩髃を結ぶ線上、肘窩横紋の上方3寸に取る。足五里は大腿部内側、気衝の下方3寸に取る。

3→天井は肘後方、肘頭の上方1寸に取る。

4→母指から中指にかけてしびれがあり妊娠・出産期に多く伴うのは手根管症候群である。母指と示指で輪を作ろうとするのはオーリングテストであり体内の異常をみるテストである。手根管を通るものは正中神経、橈側手根屈筋腱、長母指屈筋腱、浅指屈筋腱、深指屈筋腱である。長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間に取る内関が適切である。