1→自動歩行は、原始反射のひとつで、生後2か月程度で消失する。
児の両脇を支えて立位をとり、児の身体を少し前かがみに倒すと足を踏み出すという反射である。
2→モロー反射は、原始反射のひとつで、生後6か月頃に消失する。
児に大きな音を聞かせたりしてびっくりさせると、上肢を伸ばして抱きつくような体勢をとる反射である。
3→パラシュート反射は、生後8か月頃からみられるようになり、消失しない反射である。見られない場合は脳性麻痺などが疑われる。
児の両脇を支えて、身体を急に前方や側方に傾けた時に、児が両手をさし出してバランスを取ろうとする動作がみられる反射である。
4→非対称性緊張性頸反射は、原始反射のひとつで、生後4か月程度で消失する。
児を仰向けに寝かせた状態で、首を左に倒すと左の手足を伸ばし左の手足は曲がる動作がみられる。